David Shepardson

[ワシントン 28日 ロイター] - 米ウォルト・ディズニー傘下の放送局ABCは28日、所有する8局について、連邦通信委員会(FCC)に放送免許の早期審査申請を提出した。トランプ米大統領の圧力を受けたもの。

早期審査は大手テレビ放送局としては50年以上ぶり。トランプ氏が深夜トーク番組の司会者ジミー・キンメル氏を降板させるようABCに求めた翌日に命じられた。ディズニーはFCCによる早期免許更新命令について、「違法かつ恣意的で憲法違反」であり、合衆国憲法修正第1条で保障された言論の自由の権利を侵害するものだと訴えた。

ABCは「官僚的な手続きを装ったこの言論弾圧の試みは決して許されてはならない」と指摘。「これは単一企業の放送免許ポートフォリオ全体に対する前例のない攻撃だ」と述べた。

FCCは先月、本来なら2028年10月まで開始される予定ではなかった今回の審査について、違法な差別に対するFCCの禁止措置を巡る1年にわたる調査をきっかけに行われたと説明。トランプ氏は、自身が嫌う、あるいは自身を批判してきたコメディー番組やニュース番組を打ち切るよう放送局に繰り返し求め、自身に対して不公平だと主張する放送局の免許を取り消すよう規制当局に圧力をかけてきた。

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