Ayose Naranjo
[ハバナ 28日 ロイター] - キューバのホセフィーナ・ビダル外務副大臣は28日、議会の公聴会で「米国のキューバに対する軍事行動のリスクが日に日に増大している」と述べた。米国とキューバ両国政府間の交渉が停滞する中、米国による攻撃に強い警戒感を示した。
ビダル氏は、米政府が攻撃を正当化するためキューバを安全保障上の脅威とする口実を捏造(ねつぞう)していると指摘。キューバの石油輸入に対する米国の制裁を非難した。
米国はトランプ大統領の指揮の下、キューバに燃料を供給する国に制裁を科すことで実質的にキューバを封鎖した。これによりキューバでは停電が頻発し、状況は過去数十年で最悪の危機に悪化している。
ルビオ米国務長官は27日、両国間の交渉が「良い結果」をもたらすと確信していると表明した。
一方でキューバの当局者は、米国は誠意に欠けると非難し、国内問題への干渉は認められないと主張している。
ビダル氏は「両国政府間の交渉ルートは依然として開かれているが、大きくは進展していない。われわれには米政府の真剣さと責任を疑う理由がある」と語った。