[28日 ロイター] - ウクライナ東部ドネツク州のロシア支配地域で28日、ウクライナの無人機(ドローン)攻撃により公共インフラ作業員3人が死亡したと、ロシアが任命したトップのプシリン氏が明らかにした。
対話アプリ「テレグラム」への投稿で、死亡したのは水道会社の修理チームで、ドネツク市北方のブフレヒルスクで車両に乗っていたところ、無人機の攻撃を受けたと説明した。このほか、1人が重傷を負った。
このほか、州内のロシア支配地域でも攻撃があり、4人が負傷したという。
プシリン氏は3月、ウクライナ軍が同州で最大17%を依然として支配下に置いていると述べていた。ロシア軍は同州での進撃を緩やかに続けているが、ウクライナのゼレンスキー大統領らは、同国軍が領土を奪還し、この数カ月で最も有利な態勢にあると主張している。
一方、ロシア国防省は28日、東部ハルキウ州で村を制圧したと発表。ロシアは同州の国境付近に緩衝地帯の設置を目指している。
また、ロシア中部のヴォルゴグラード州では、対空部隊が大規模なドローン攻撃を撃退していると知事が明らかにした。アパート1棟が被害を受け、エネルギー部門および民間インフラが標的とされたが、死傷者の報告はない。
モスクワの北東に位置するヤロスラヴリ州もドローン攻撃を受け、当局はモスクワ方面への交通を一時的に封鎖した。
両州には大規模な石油精製施設があり、ウクライナの標的になることが多い。
国境沿いのブリャンスク州では、ウクライナのドローン攻撃で1人が死亡したと報告された。
また、ロシアによるウクライナへの夜間攻撃の間に、ロシア製ドローンがルーマニア南東部のガラツィ市の集合住宅の屋根に落下し、2人が負傷したとルーマニア当局が発表した。