Yoshifumi Takemoto
[東京 29日 ロイター] - 経済産業省が29日に公表した4月の鉱工業生産指数速報(2020年=100)は前月比0.8%上昇し、3カ月ぶりにプラスに転じた。ロイターの事前予測調査では同0.9%低下と予想されていた。基調判断は「生産は一進一退」で据え置いた。
同時に公表している出荷指数では、ナフサが前月比16.2%減となった。経産省では定期修理などが要因と説明。鉱工業生産全体への中東情勢の影響については「範囲も含めて一概に言えない」と説明している。
4月の生産を押し上げたのは「汎用・業務用機械」や「電気・情報通信機械」などで、このうちコンベヤが前月比2.1倍、半導体・IC測定器が44.3%増えた。
指数を押し下げる方向に寄与したのは「自動車工業」や「無機・有機化学工業」、「化学工業」で、普通乗用車が2.1%、パラキシレンが29.9%減産となった。
企業の生産計画に基づく予測指数は5月が前月比5.1%上昇、6月が同0.4%低下だった。
予測指数には上振れ傾向があるため、これを考慮した5月予測指数の補正値は前月比2.1%増としている。
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