[東京 28日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に続伸し、前営業日比40円37銭高の6万5039円78銭で取引を終了した。利益確定売りが先行していた半導体関連株の一角が下げを縮小したこともあり、反落で寄り付いた日経平均も持ち直した。中東情勢に不透明感は残るものの、原油先物価格の上昇一服も下支えとなっている。

この日の日経平均は228円安で始まった。一時下げ幅を500円超に拡大して6万4468円まで下落したが、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、前日終値近辺でもみ合った。

キオクシアホールディングスがプラス圏に浮上するなど半導体関連株の一角が持ち直したほか、AI(人工知能)サーバー向けの積層セラミックコンデンサーを手掛ける太陽誘電や村田製作所など電子部品関連が物色された。「AI投資の恩恵が電子部品全般に拡大し、銘柄の幅に広がりも出ている」(SBI証券の鈴木英之・投資調査部長)との見方が聞かれた。

電子部品を含む半導体関連が一段高となるのかが引き続き注目されている。「短期資金も入っているため、今後も変動が大きくなる可能性がある」(鈴木氏)との警戒感もある。

TOPIXは0.15%安の3912.08ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は4兆6898億3500万円だった。

東証33業種では、値下がりは非鉄金属、保険業、鉱業など17業種、値上がりは建設業、輸送用機器、小売業など16業種だった。

他の主力株では、ファーストリテイリングがしっかり。一方、東京電力ホールディングスなどのエネルギー株が軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが736銘柄(46%)、値下がりは773銘柄(49%)、変わらずは57銘柄(3%)だった。

日経平均

前場終値 65039.78 +40.37 +0.0621%

寄り付き 64770.76

安値/高値 64,468.56─65,1

65.75

TOPIX

前場終値 3912.08 -5.93 -0.1514%

寄り付き 3905.04

安値/高値 3,885.00─3,915

.50

東証出来高(万株) 108448

東証売買代金(億円) 46898.35

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。