David Ljunggren Maria Cheng
[オタワ 27日 ロイター] - - カナダ政府は27日、スウェーデンの防衛企業サーブが製造する早期警戒管制機「グローバルアイ」を購入する計画を発表した。ボーイングの早期警戒管制機「ウェッジテイル」(E-7)も候補に挙がっていたが、カナダは米国の防衛企業への依存度を低減したい意向を表明しており、ボーイング機の採用を見送った格好となった。
「グローバルアイ」はカナダの航空機・鉄道車両メーカー、ボンバルティアの「グローバル6500」機をベースとしている。
カナダは以前から、米国が信頼できるパートナーではなくなった世界情勢の中で、防衛をはじめとするさまざまな問題において、北極圏の北欧諸国とより緊密に協力していく意向を表明してきた。
スウェーデンのクリステション首相はソーシャルメディアへの投稿で「グローバルアイは既にカナダで雇用を創出し、カナダのサプライチェーンと協力している。今回の決定は、両国間の結びつきをさらに強固なものにするだろう」と述べた。
オタワのカールトン大学で国際問題担当准ディレクターを務めるフィリップ・ラガッセ氏は、グローバルアイの購入決定は、「カーニー政権が掲げる、米国の軍事力への依存から脱却するという政策にとって重要な試金石となる」と述べた。