[香港 27日 ロイター] - 香港政府の不動産評価当局が27日発表した4月の民間住宅価格は前月比0.9%上昇し、11カ月連続で伸びた。住宅市場は引き続き、景況感改善と中国本土からの需要増を背景に回復している。
3月改定値は1.8%上昇だった。
不動産仲介大手のミッドランド・リアルティーが今月公表したデータによると、4月は中国本土住民による香港での住宅購入件数が前月比48%急増し、2年ぶりの高水準となった。人民元高のほか、賃貸から購入への移行が追い風になった。全購入者に占める中国本土住民の割合は27.5%だった。
証券会社のアナリストらは、堅調な株式市場、中国本土からの強い需要、在庫減少を理由に、通年の伸び率を少なくとも10%と予想している。
香港の住宅価格は2025年に3.6%上昇し、21年のピーク以来初めて上昇に転じた。住宅価格は21年以後、30%近く下落していた。