Mayu Sakoda

[東京 27日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比820円53銭高の6万5816円62銭だった。連休明けの米国株式市場で半導体関連株が急伸した流れを引き継ぎ、東京市場でも買いが広がり、取引時間中の史上最高値を更新した。日経平均は一時1400円超高となったが、買い一巡後は過熱感が意識され上げ幅を縮小した。

日経平均は781円高で寄り付いた後、ほどなくして初の6万6000円台に乗せ、1432円高の6万6428円81銭まで上昇した。前日の米国市場で半導体大手マイクロン・テクノロジーが19%上昇し、時価総額が初めて1兆ドル台に乗せた。半導体関連株で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は5日続伸で過去最高値となり、東京市場でも半導体関連株への買いが波及した。

買い一巡後は上げ幅を縮小し、6万5800円付近でのもみ合いが続いた。市場では「5万円から足元までかなり急ピッチな上昇となっており、バブルを連想させる値動きとなっている」(T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト兼ファンドマネー​ジャー)との声が聞かれ、高値警戒感が意識された。

TOPIXは0.04%高の3940.09ポイントで午前の取引を終了した。取引時間中の史上最高値を更新したが、前引けでは下回った。東証プライム市場の売買代金は5兆8644億8500万円だった。東証33業種では、値上がりは精密機器、化学、水産・農林など17業種、値下がりは不動産、情報・通信、その他金融など16業種だった。

日経平均とTOPIXの相対的な強さを示すNT倍率は16.70倍と、過去最高となった。市場では「中東情勢への警戒感は完全にぬぐえず、景気敏感株は上値が重い」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。

主力株では、東京エレクトロン、アドバンテスト、ファーストリテイリングが4─5%超高となる半面、ソフトバンクグループ、イビデンが3─4%超安でさえなかった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが665銘柄(42%)、値下がりは843銘柄(53%)、変わらずは59銘柄(3%)だった。

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