America Hernandez Makini Brice
[パリ 26日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は26日、2030年までにエネルギーミックスにおける「国内で生産される電力」の割合を60%に倍増させるという取り組みに、数千社の企業が関与することになると明らかにした。
主要企業との間で国家電化協定に署名。2月に発表されたエネルギー計画の一環として、民間投資に関する具体的な約束を盛り込んだ。
政府は、輸入化石燃料への依存度を低減し、発電、暖房、輸送、産業における原子力・再生可能エネルギーによる電力の割合を高めるため、年間100億ユーロへと国の支援額を倍増させると表明している。
マクロン氏は「これは6000社が関与する大規模な変革計画であり、60万人以上の雇用を創出・維持することになる」と説明。「これは購買力にとって良いことであり、競争力にとっても良いことであり、国の自立にとっても良いことだ」と語った。
同氏によると、自動車メーカーのステランティスは、29年からミュルーズ工場で次世代電気自動車を生産するため、10億ユーロ以上を投資する。
国営電力会社EDFは、電化を加速させるために2億4000万ユーロ(2億7900万ドル)を投じると発表。RTEをはじめとする送電網事業者は、30年までに4万5000キロの送電・配電線を敷設するために投資を行う。