Aditya Soni Chandini Monnappa
[バンガロール 25日 ロイター] - IBMインド法人のトップであるサンディップ・パテル氏は25日ロイターに、インドは人工知能(AI)の世界的な強国になろうと望むなら政府、企業、学術界が協調したスキル向上と政策の後押しが必要との考えを示した。AI技術が世界的なサービス拠点としてのインドの地位を脅かしていると指摘した。
パテル氏によると、インドが抱える大規模な若年労働力は、企業が生産性を向上できるとするAI技術の導入と、収益化を巡る世界的な競争で大きな優位性を与え得るという。
パテル氏は「インドに存在する『人口ボーナス』を解き放てば、驚異的なチャンスとなる」と述べた。「3億5000万人規模のAI教育を受けた労働力となり、彼らはインド国内だけでなく世界中で仕事をこなせるようになる」と述べた。
IBMは昨年12月、2030年までにインドの500万人にAI、サイバーセキュリティー、量子計算のスキルを習得させると約束しており、インドで現在活用可能な技術労働力のうち企業が必要とするAIスキルを持っているのは約30%だと述べた。IBMはインド政府とともにAIスキル向上の計画に取り組んでいる。