[25日 ロイター] - 米カリフォルニア州南部で危険な高温状態に陥っていた有害化学物質の産業用タンクを巡り、対応に当たってきた消防当局は25日、タンクに亀裂が生じて内圧が一部解放されたため、爆発の可能性はなくなったと発表した。

オレンジ郡消防局によると、可燃性の高いメタクリル酸メチルを貯蔵するタンクの最悪の事態は回避されたものの、依然として危険は残っており、数万人に対する避難命令も継続されている。

同タンクはロサンゼルス郊外ガーデングローブのGKNエアロスペースの施設にあり、21日に過熱し始めた。

23日までに、カリフォルニア州のニューサム知事は非常事態宣言を発令し、タンクが破裂して最大2万6500リットルの有害物質が流出するか、爆発して他のタンクを危険にさらす恐れがあるとしてガーデングローブの一帯に避難命令が出されていた。

ニューサム氏は25日、トランプ大統領から連邦緊急事態宣言の承認を得たとし、「この新たな連邦政府の支援により、この事態の解決に向けたわれわれの対応能力がさらに強化されるだろう」とXに投稿した。

当局者によると、消防隊はタンクに放水して冷却を続けており、日没後にタンクに近づき温度を確認しているという。

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