[エルサレム 25日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相が、トランプ米大統領がイランとの和平合意に向けた交渉を進める中、イスラエルがトランプ氏の意思決定に影響を与える力はほとんどないとの認識を示していたことが分かった。ネタニヤフ氏が側近との非公式な会話で語っていたと関係者2人が明らかにした。

ネタニヤフ氏と非公式な会話を行ったイスラエル当局者の1人は、イランとの和平合意を巡り現在交渉中の覚書について同氏が懸念を示していたと述べた。2人の関係者はいずれも匿名を条件に取材に応じた。

イスラエル当局者によると、覚書はイスラエルの懸念するイランの核開発計画や備蓄に直ちに対処するものではないが、ネタニヤフ氏は「現時点で(トランプ)大統領に影響を与える余地がない」ことを認識しているという。今回のネタニヤフ氏の発言は、イラン戦争終結に向けた初期合意の協議から、イスラエルがほぼ除外されている中でなされた。

ネタニヤフ首相官邸はコメント要請に直ちに回答しなかった。

トランプ氏とネタニヤフ氏はこの1週間で少なくとも3回電話会談を行っており、この期間中、イスラエルはエネルギーインフラを標的にした米国との共同空爆作戦の再開準備を進めていたとイスラエル当局者は明らかにした。

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