[アテネ 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は25日、ユーロ圏のインフレ率がECBの目標を一時的でも大幅に上回った場合、金融政策をより引き締め方向に慎重に調整すべきだと述べた。

ストゥルナラス氏はギリシャ議会での公聴会で、中東紛争が続く中でのホルムズ海峡封鎖が石油および天然ガス価格の急騰を招き、賃金や財・サービスの価格に二次的な影響を及ぼす可能性があると指摘した。

「インフレ目標を一時的に大幅に上回る事態が生じた場合、対応はバランスの取れたものでなければならない。すなわち、二次的な影響の強度を抑制しつつ、経済活動に過度な打撃を与えない範囲で、金融政策を慎重に引き締める方向へ調整すべきだ」と述べた。

同氏はさらに、過度に引き締め的な金融スタンスによって経済活動や投資に負担をかけることなく、インフレ率をECBの中期目標である2%に戻すことを確保する必要があると語った。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。