Ciro De Luca  Joshua McElwee

[アチェッラ(イタリア) 23日 ロイター] - ローマ教皇レオ14世は23日、有害廃棄物不法投棄の温床として知られるイタリア南部のアチェッラを訪れ、環境汚染を犠牲にして企業が「目のくらむような」利益を追求していると非難した。

ローマから南へ約220キロに位置するアチェッラは、ナポリ近郊の「炎の地」として知られる。欧州人権裁判所は昨年、当局が少なくとも1988年以降に廃棄物投棄から住民を保護していなかったとの判断を下した。

教皇は、関連する疾病で愛する人を失った家族の「涙を受け止めたい」として訪問を希望。4時間にわたって訪れ、「土地、水、空気、社会共存を汚染する行為と結びついた権力と富の誘惑を拒絶する」よう世界に訴えた。

ここ数カ月、さまざまな課題について発言を強めている教皇は、「良心のない個人や組織が、あまりにも長い間何の罰も受けずに活動することを許されてきた」と指摘。「人々の必要、仕事、未来に目を向けない、少数の者の目のくらむような利益」に言及。このほか、被害者らとも面会した。

教皇は25日に即位後初めて、世界のカトリック教徒に向けた最も重要な公式文書の一つである回勅を発表する予定だ。

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