[24日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズの取締役会が23日、ドイツの料理宅配サービス大手デリバリーヒーローに対する買収提案の引き上げについて協議したと英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が24日報じた。デリバリーヒーローの価値を115億ユーロ(133億9000万ドル)超と評価する案を主要株主が拒否したという。
デリバリーヒーローは23日、ウーバーから1株当たり33ユーロでの買収提案を受けたと明らかにした。FTによると、ウーバーのダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)がデリバリーヒーローの監査役会会長と面会し、1株当たり33ユーロの提案を行ったという。
FTによれば、ウーバーはここ数日間にデリバリーヒーローの大株主の1社に対し、1株当たり38ユーロのオファーを提示したものの拒否された。これはデリバリーヒーローの22日終値に約15.3%上乗せした水準。
FTによると、ウーバーは再び提示額を引き上げるかどうかを検討しているという。
デリバリーヒーローの複数の株主もFTに対し、1株当たり40ユーロ超の買収価格を求めていると語った。FTによれば、同業のドアダッシュもデリバリーヒーローの買収に関心を示し、株主に打診を行っているが、株式の取得には至っていないという。
ウーバーとデリバリーヒーローはロイターのコメント要請に回答していない。