Asif Shahzad Michael Martina Ryan Patrick Jones
[ワシントン/イスラマバード/ニューデリー 23日 ロイター] - トランプ米大統領は23日、イランとの和平合意に関する覚書について「大部分の交渉」がまとまり、ホルムズ海峡が開放されると自身の交流サイト(SNS)に投稿した。「合意の最終的な部分と詳細について現在協議しており、間もなく発表する」とした。
投稿で、トランプ氏は、覚書についてパキスタンのムニール陸軍元帥、サウジアラビアのムハンマド皇太子、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領、カタールのタミム首長ら首脳、トルコのエルドアン大統領、エジプトのシシ大統領、ヨルダンのアブドラ国王、バーレーンのハマド国王と電話会談したと説明。米国、イラン、電話会談した各国との間で最終調整することを条件に、合意の大半は交渉がまとまっているとした。
別途、イスラエルのネタニヤフ首相とも「非常に有意義な」電話会談したと明らかにした。
合意の最終的な側面や詳細については現在議論されており、近く発表されるとし、合意によってホルムズ海峡が開放されることになると投稿した。ホルムズ海峡の開放以外、合意にどのような点が盛り込まれるのかには触れなかった。
一方、イランのファルス通信は24日未明、合意によりイランがホルムズ海峡を管理することになると報じた。トランプ氏が合意はほぼ最終段階にあるとしたことについては「現実と一致しない」と否定した。
パキスタン軍は、交渉の結果「心強い」進展があったと発表した。交渉に関与するパキスタンの情報筋2人は、交渉中の合意について「戦争を終結させるための、かなり包括的なもの」だと述べた。
複数の情報筋がロイターに語ったところによると、提案されている枠組みは、正式な戦争終結、ホルムズ海峡の危機解決、より広範な合意に向けた30日間の交渉(延長可能)の開始という3段階を取る。
トランプ氏はこれに先立ち、アクシオスに対し、イランへの攻撃再開の判断を24日に下す見通しだと述べた。「良い合意に達するか、さもなければ地獄に叩き落とす」と語った。
インドを訪問中のルビオ米国務長官は23日、トランプ氏が主張する戦闘終結の条件を改めて示した。「イランは決して核兵器を持つことはできない。海峡は通航料なしで開放される必要がある。濃縮ウランを引き渡す必要がある」と述べた。
ニューデリーで記者団に、一定の進展があり、作業が続いていると述べた。「今こうして話をしている間にも、作業が進められている。今日中か、明日か、数日中に、何か発表できるかもしれない」と語った。
バンス米副大統領はオハイオ州への訪問を切り上げ、23日午後にホワイトハウスに戻った。