Erwin Seba
[ヒューストン 22日 ロイター] - 米国時間の原油先物は、米国とイランが和平合意に達せず、ホルムズ海峡の海運が正常化しないとの懸念から買いが先行した。
清算値は、北海ブレント先物が0.96ドル(0.94%)高の103.54ドル。米WTI先物は0.25ドル(0.26%)高の1バレル=96.60ドル。両指標は取引時間中に一時、3%超上昇する場面もあった。週間ベースではブレントが5.48%安、WTIは8.37%安となり、米イラン間の和平合意観測の変化を受けて値動きが荒くなった。
国営イラン通信(IRNA)によると、パキスタンの外交筋は同国軍トップがイランに向け出発したと明らかにした。これに先立ち、イラン政府高官はロイターに対し、米国との隔たりが縮まっていると述べた。
一方、ルビオ米国務長官は北大西洋条約機構(NATO)外相会合後に、イランとの協議で一定の進展が見られているものの、引き続き課題が残っているとの認識を表明。イランが核兵器を保有しないことが最大の懸案で、濃縮ウランの扱いのほか、ホルムズ海峡の再開問題についても協議が必要と改めて指摘した。