Erin Banco Jonathan Landay
[ワシントン 22日 ロイター] - ギャバード米国家情報長官は22日、辞任を表明した。夫がまれな骨がんと診断されたことを理由に挙げ、看病に専念するため職務を離れると説明した。トランプ大統領もギャバード氏の辞任を確認し、国家情報副長官のアーロン・ルーカス氏が長官代行を務めると発表した。
ギャバード氏の発表に先立ち、FOXニュース・デジタルはギャバード氏がこの日、ホワイトハウスの大統領執務室でトランプ米大統領に辞意を伝えたと報じていた。辞任は6月30日付としている。
関係筋は、ギャバード氏は事実上更迭されたとの見方を示している。
ギャバード氏はXに投稿した辞表で、夫が最近まれな骨がんと診断されたことに触れ、「このような厳しい闘いに夫を一人で向き合わせながら、多忙な職務を続けることは良心に反する」とし、「これまで1年半にわたり国家情報長官として職務を務める機会を与えられたことに深く感謝している」と述べた。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、ギャバード氏について「素晴らしい仕事をしてきた」とした上で、「夫が骨がんと診断された今、夫のそばに寄り添い、共に困難な闘いを乗り越えようとするのは当然だ」と理解を示した。
ホワイトハウスのイングル報道官はXへの投稿で、ギャバード氏は夫の診断を受けて辞任することになったと説明。「ギャバード氏は『米国第一主義』を掲げる愛国者で、1年4カ月にわたり極めて忠実かつ優れた職務遂行で米国に貢献してきた」とした。