[ソウル 22日 ロイター] - 韓国サムスン電子の国内労働組合は、会社側と暫定合意した賃金協定について、22日から組合員による投票を開始する。投票は来週まで行われる予定。労組がウェブサイトに掲載した通知で明らかにした。

投票は、20日時点でサムスン電子の2つの労組に所属する約8万9000人の組合員が対象。サーバー過負荷による若干の遅延の後、22日午後2時12分(日本時間同)から電子投票が実施される。投票は27日午前10時まで行われる。

労組は20日、賃金・ボーナス配分を巡り会社側と暫定合意に達した。これにより、韓国経済と世界の半導体供給に打撃を与える恐れがあった大規模ストライキがひとまず回避された。

合意内容には、サムスンがメモリー事業とロジック半導体事業を擁する半導体部門の営業利益の約10.5%を同部門向けの特別賞与として充てる計画が含まれており、一部の組合員は約41万6000ドルを受け取る見込みだ。

合意の承認には、全組合員の過半数が投票に参加し、かつ投票者の過半数が合意を支持する必要がある。承認されなければ、交渉を一からやり直す必要がある。

組合幹部は、合意が承認されるとの見通しを示している。

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