[21日 ロイター] - 米JPモルガン・チェースが主導する銀行団が、米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)に対する融資枠を100億ドル超へ上積みしたことが21日分かった。米同業大手パラマウント・スカイダンスとの合併を控えたWBDが債務の借り換えを模索していることが背景にある。

ロイターが確認した融資の条件書によると、米ドル建ての証書貸し付け(タームローン)が50億ドルから90億ドルへ増額された。一方、10億ユーロ(約11億6000万ドル)の融資額は据え置かれた。

条件書によると、この融資取引のブックランナー(幹事会社)はJPモルガンのほかに英バークレイズ、フランスのBNPパリバ、ドイツ銀行、英銀行大手ナットウエスト・グループ、カナダロイヤル銀行(RBC)、スイスUBS、米ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックスが務める。

パラマウントは既に抱えているCBSテレビ、MTV、コメディ・セントラル、BETなどに加え、WBDの合併によってCNNやTNT、フードネットワークなども手中に収める。

ロイターは1月、JPモルガンがWBDに関連した取引を巡り、融資などの手数料として計1億8900万ドルを既に稼いだと報じていた。

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