Shiho Tanaka
[東京 22日 ロイター] - 片山さつき財務相は22日の閣議後会見で、政府が検討している補正予算案の規模について「みなさまの想像で当たらずといえども遠からず」だと説明した。各メディアでは、3兆円規模での編成となると報じられている。財源に関しては、追加的な赤字国債発行に頼らない形で対応したいと述べた。
高市早苗首相は18日の政府与党連絡会議で、7─9月の電気・ガス支援策やガソリン補助金政策などのため、補正予算を含めた資金の手当てを片山財務相に指示したと明らかにした。
片山財務相は「補正予算を含めてということは、今の時点でそういうこと(編成)が想定される可能性が極めて高い」と見方を示した。具体的な規模感への言及は避け、週明けに首相から説明があるとしつつ、「みなさまのご想像で、当たらずといえども遠からずということではないかと思う」と述べた。
補正予算の財源を巡っては、ロイターは18日、政府が新たに特例公債(赤字国債)を発行する方向で検討していることが分かったと報じた。片山財務相は、首相からはリスクに対応するよう指示を受けており「あらゆる意味でのリスクへの対応というのは、当然市場との対話も含んでいる」と指摘。昨年度の発行は減額できる見込みなどとして「追加的な赤字国債に頼らないでもいいような形を持って対応したいと、財務相としては思っている」と語った。