[フランクフルト 21日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)は21日に発表した月報で、燃料費の高騰とイラン戦争による不確実性を受けてドイツのインフレ率は上昇傾向にあり、第2・四半期の経済成長は横ばいとなる可能性が高いとの見解を示した。

月報は「今後数カ月はインフレ率が高止まりする公算が大きい」とし、中東情勢の動向次第でさらに上昇する可能性があると述べた。

エネルギー価格上昇が家計の需要や企業の投資・生産計画を圧迫し、第2・四半期には経済が停滞する公算が大きいとみられている。

速報値によると、4月のインフレ率は主に原油・ガス価格の急騰で2.9%となり、3月の2.8%から加速した。

経済省は先週、第1・四半期に0.3%にとどまった経済成長率が、第2・四半期にはイラン戦争の影響で深刻な打撃を受ける可能性が高いと警告した。

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