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[ヘルシングボリ 22日 ロイター] - ルビオ米国務長官は22日、スウェーデン南部ヘルシングボリで21日に始まった北大西洋条約機構(NATO)外相理事会の2日目の会合に出席する。トランプ大統領がイラン情勢を巡る意見の相違から同盟に疑問を呈し、欧州から5000人の部隊を撤退させる計画を発表して以降、初めての会合となる。

ルビオ氏は出発前、イランに対する軍事作戦で自国領内の基地の使用を米国に許可しなかった同盟国にトランプ氏が「非常に失望している」と述べ、特にスペインを名指しで批判した。

マイアミで記者団に「スペインなどの国が基地の使用を拒否した。それなら、なぜNATOに加盟しているのか。これは極めて妥当な疑問だ」とし、「他のNATO加盟国は非常に協力的だが、われわれはこの点について議論する必要がある」と述べた。

NATO当局者は米国からイランとの戦争への参加を求められていないと強調しているが、多くの加盟国は米軍に自国の領空や国内基地の使用を許可するという約束を履行している。

外相理事会で欧州各国は、状況が許せばホルムズ海峡における航行の自由確保を支援する用意があるほか、欧州の安全保障でより大きな責任を担うと強調することで、米国の理解を得ようとするとみられる。

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