Ahmad Ghaddar Olesya Astakhova

[ロンドン 21日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」の有志7カ国は、イラン情勢の影響により一部でなお供給に混乱が生じているものの、6月7日に開く会合では7月の生産量を小幅に引き上げることで合意する公算が大きい。4人の関係者が明らかにした。

有志7カ国はサウジアラビア、イラク、クウェート、アルジェリア、カザフスタン、ロシア、オマーンで構成される。

関係者の話では、有志7カ国が設定する月間の生産目標は、日量約18万8000バレル引き上げられる見通し。ただ最終決定はまだ下されていないという。

OPECプラスは今年第1・四半期の生産量を据え置いたが、戦争中であるにもかかわらず、4月以降は毎月目標を引き上げている。

アラブ首長国連邦(UAE)がOPECから脱退したことを受け、5月からは月次の増産規模は縮小された。

アナリストや加盟国代表らによると、UAEの脱退は市場に対するグループの影響力を低下させるものの、内部の結束を高める可能性があるという。

OPECの統計に基づくと、OPECプラスの原油生産量は、2月の日量4277万バレルから4月には日量3319万バレルに減少した。

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