[ハバナ/モスクワ/北京 21日 ロイター] - キューバのロドリゲス外相は21日、米国のルビオ国務長官はキューバを「テロ支援国家」と不当に決めつけ、軍事攻撃を誘発しようとしていると非難した。
ロドリゲス氏は、キューバは米国の安全保障に脅威を及ぼしていないとした上で、米国はキューバの経済的な崩壊と社会的不安を意図的に引き起こそうとしていると非難。「ルビオ長官は再び虚偽の発言を行い、キューバ人と米国人双方の流血を招きかねない軍事的侵略を扇動している」と述べた。
ルビオ長官は米フロリダ州マイアミ出身でキューバ移民の両親を持つ。
米国はキューバ軍による1996年の米民間機撃墜事件を巡り、キューバのラウル・カストロ元国家評議会議長(94)を殺人罪などで起訴。これについてロシアのペスコフ大統領報道官はこの日、ロシアは米国がキューバに対する圧力を強めていることは容認できないとの立場を示した上で、「前職、現職を問わず国家元首に対し、このような暴力的手段が用いられるべきではない」とし、「ロシアはこうしたことを支持しない」と述べた。
これに先立ち、中国外務省報道官もカストロ氏の起訴について、米国は「司法手段を乱用」することでキューバに圧力をかけていると非難。「米国は制裁や司法制度を抑圧の手段として用いるのをやめ、いかなる場合も武力による威嚇を控えるべきだ」と述べ、強く反対する立場を表明した。