Maki Shiraki

[東京 21日 ロイター] - マツダの毛籠勝弘社長は21日の日本販売開始に伴う世界戦略車「CX─5」の新型車発表会後、報道陣の取材で、欧州での新型CX─5の受注状況について「約1万5000台ぐらい。計画以上に順調に進捗している」と明らかにした。欧州では昨年12月から販売を始めている。日本での販売はこの日に開始、月販2000台を計画する。

CX─5はスポーツ多目的車(SUV)で同社の世界販売の3割弱を占める最量販車種。毛籠社長が「ブランドの中核モデル」と指摘する。

12年に初代を発売し、世界130の国・地域で投入、25年までの累計販売台数は500万台以上。同年の世界販売実績は約33万台だった。新型車は9年ぶりに全面改良した3代目で、同社によると、欧州の販売実績は3月末時点で3624台、3月から販売を開始した米国は2283台という。

26年3月期の連結決算は米国関税措置や中東情勢などが直撃し、営業利益は前年比72.3%減の516億円だった。27年3月期は前年比2.9倍の1500億円と大幅回復を見込むが、この業績回復のけん引役がCX─5と位置付けられている。旧型と新型を併せた世界での今期販売計画は35万台となっている。

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