Pete Schroeder

[ワシントン 19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)などの金融規制当局でつくる連邦金融機関検査協議会(FFIEC)は、銀行の健全性を評価する非公開の格付け制度(CAMELS)を抜本的に改革することを提案した。改革後は、検査官が主に財務リスクに基づいて評価できるようになると説明している。

トランプ大統領が指名した金融当局者が主導して、銀行監督体制の抜本的な見直しと効率化が進められてきた。銀行業界からは検査の指標が主観的で、過度に懲罰的だとの不満が長年出ていたCAMELSについても、銀行の財務リスクに絞って評価するように改める方針だ。

FFIECの議長を務めるFRBのボウマン副議長(金融監督担当)は、改革について「監督管理の透明性、定量的要因、および予測可能性に向けた決定的な転換」になるとコメントした。

CAMELSは銀行経営にとって極めて重要な指標で、格付けが低いと罰則を受けたり、事業が制限されたりする可能性がある。だが、銀行業界からはささいな問題や、手続き上の問題で不備を指摘されることが多いとの不満が当局に寄せられていた。

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