トランプ米大統領は15日、米軍とナイジェリア軍が過激派組織「イスラム国」(IS)のナンバー2に当たる幹部を殺害したと明らかにした。
トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「私の指示の下で今夜、勇敢な米軍とナイジェリア軍が、綿密に計画された非常に複雑な任務を完璧に遂行し、世界で最も活発なテロリストを戦場から排除した。ISナンバー2のアブ・ビラル・アル・ミヌキはアフリカに潜伏できると考えていたが、われわれには彼の動向を知らせる情報源があった」と述べた。
トランプ氏は、作戦が行われた正確な場所については明らかにしなかった。
米連邦官報によると、ナイジェリア国籍の同幹部は2023年にバイデン前政権から「特別指定国際テロリスト」に指定されていた。
トランプ氏はまた、作戦への協力についてナイジェリア政府に謝意を表明した。
トランプ氏は以前、ナイジェリアが北西部でイスラム過激派からキリスト教徒を守れていないと批判していた。
ナイジェリアは宗教による差別を否定し、治安部隊はキリスト教徒とイスラム教徒の双方を攻撃する武装集団を標的にしていると主張している。
米国は昨年12月、ナイジェリアのIS関連武装勢力を標的とした空爆を実施。それ以降、ドローン(無人機)と200人の部隊を派遣し、西アフリカ全域に拡大するISや国際テロ組織アルカイダ系の勢力に対抗するナイジェリア軍への訓練・情報支援を行っている。
ナイジェリアの軍当局者は今年に入り、米軍部隊はあくまで非戦闘任務に限定して活動していると説明していた。

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