[ハノイ 15日 ロイター] - ベトナム政府は、猛暑で電力消費量が急増しているとして、企業や家庭に一段の省エネ対策を呼びかけている。

国営ベトナム電力公社(EVN)によると、13日の電力消費量は11億キロワット時(kWh)で年初来最高を記録した。

ピーク時の発電量のうち石炭火力発電が53.4%、水力発電が26%を占めている。

政府は14日、5月の最終週に熱波となる予報で、電力網負荷が増大するとの見通しを示した。

製造業のハブであるベトナムでは、過去にも熱波の際に企業や家庭が停電に見舞われている。

国営メディアは15日、EVNが昨年末時点で5兆6000億ドン(約2億1240万ドル)に達した累積損失を吸収するため、小売電力料金の引き上げを商工省に申請していると報じた。

14日にはフィリピンが、猛暑と発電所の停止により国内の2つの主要送電網全体で最大7時間にわたる停電の可能性があると警告した。

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