Christina Amann Rachel More

[ベルリン 15日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の労働者代表らは15日、工場閉鎖は容認しないと表明する一方、国内の稼働率が低い生産拠点の将来に関する提案には引き続き応じる姿勢を示した。

工場閉鎖は2024年の労組との再編合意で除外されているため、VWは他の方法で国内の過剰生産能力を削減する道を探っている。選択肢として防衛企業との提携や中国企業との協業が浮上している。

VW事業所評議会のダニエラ・カバロ委員長、独金属産業労組(IGメタル)のクリスティアーネ・ベナー委員長、地域労組代表のトルステン・グレーガー氏はロイターへの共同声明で、24年合意とドイツ国内工場に関する約束を揺るがせてはならないと主張した。

「根本的な状況は変わっておらず、従業員側が引いたレッドライン(譲れない一線)も変わっていない」と指摘。「総合労使協議会とIGメタルが存在する限り、工場閉鎖はあり得ない」と表明した。

一方、24年に経営側が示した約束が守られることを条件に、グループ内外のパートナーから提案を前向きに検討する姿勢を示した。

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