Pavel Polityuk Dan Peleschuk

[キーウ 14日 ロイター] - ウクライナの反汚職裁判所は14日、資金洗浄(マネーロンダリング)に関与した罪で、ゼレンスキー大統領の側近だったイエルマーク前大統領府長官の逮捕を命じた。イエルマーク氏は上訴する方針を示した。

イエルマーク氏は記者団に「私の弁護団は上訴する。あらゆる法的手段を用いて正義と真実を追求する」と述べた。

裁判所が設定した保釈金1億4000万フリブナ(319万ドル)について、「そのような大金は持っていない。今後、弁護士が友人や知人と協力(して保釈金を集めること)になる」とした。

汚職対策当局は11日、イエルマーク氏がキーウ郊外の高級住宅開発に関連して約1050万ドルを資金洗浄した犯罪グループに関与した疑いがあるとし、大規模な汚職捜査の容疑者として捜査していると明らかにしていた。

ウクライナでは昨年、国営原子力企業を巡る巨額の汚職事件が発覚。それに関連した不正資金の洗浄疑惑が浮上した。ゼレンスキー氏の友人が首謀者とされ、閣僚が逮捕される中、イエルマーク氏も大統領府長官を辞任した。

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