[13日 ロイター] - 米ネットワーク機器大手シスコシステムズは13日、約4000人の人員削減を行うと発表した。人工知能(AI)関連の成長分野に投資をシフトする事業再編の一環。ハイパースケーラー(クラウドサービスを大規模に構築・運用する企業)からの受注が急増したことを受け、通期の売上高見通しを上方修正した。シスコ株は時間外取引で15%上昇した。
チャック・ロビンズ最高経営責任者(CEO)は自社ウェブサイトへの投稿で「AI時代に勝つのは、需要と長期的な価値創出が最も大きい分野に投資を継続的にシフトする集中力、緊迫感、規律を持つ企業だ」と述べた。
シスコは一部部門で人員を削減する一方、半導体、光学技術、セキュリティー、社内全体でのAI活用に戦略的投資を行っていると説明した。
同社は今年度これまでにハイパースケーラーからAIインフラ関連で53億ドルの受注を獲得しており、通期の受注見通しを従来の50億ドルから90億ドルに引き上げた。通期の売上高見通しは628億─630億ドルとした(従来予想は612億─617億ドル)。
CEOは、第4・四半期に4000人弱を削減すると述べた。全体の5%未満に当たる。