[13日 ロイター] - 小売り世界最大手の米ウォルマートは、業務構造の簡素化に向け一部職種を削減したと発表した。関係筋によると1000人削減したという。

ウォルマートは声明で「グローバルな事業モデル全体で業務構造を簡素化するため、組織変更を行っている」と表明。「これらの変更は、責任の所在を明確にし、業務の重複を最小限に抑えることを目的としており、その結果、一部の職種が削減された」としたが、具体的な削減数は明らかにしなかった。

従業員向けメモによると、過去1年間で、米国のウォルマート、サムズ・クラブ、国外市場で分けられた個別体制から、単一の統合的な体制へと移行した。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は12日、ウォルマートがグローバル技術チームと人工知能(AI)製品チームの統合を進めるため、本社従業員約1000人を削減または異動させる方針だと報じていた。

年次報告によると、1月31日時点の世界の従業員数は約210万人。米国内では約160万人を雇用、国内民間企業で最大の雇用主となっており、このうち92%は時給従業員だ。同社は5月21日に四半期決算を発表する予定。

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