Heejin Kim Brenda Goh

[仁川(韓国)/北京 13日 ロイター] - ベセント米財務長官と中国の何立峰副首相は13日、韓国で3時間にわたり会談した。北京で予定される米中首脳会談の地ならしをしたとみられる。

ベセント氏は日本から韓国に移動。13日中に中国北京でトランプ米大統領に合流する予定。ベセント氏と何氏の会談は、仁川国際空港のVIPレセプションホールで行われた。中国国営新華社通信は13日、両氏が、経済・貿易問題の解決と協力拡大について「率直で深く、建設的な意見交換」を行ったと報じた。

韓国大統領府によると、何氏とベセント氏は会談に先立ち、大統領府(青瓦台)で李在明大統領に面会した。

大統領府報道官によると、李大統領は何氏との面会で、米中が安定した関係を築くことは韓国や世界の利益になると述べた。ベ​セント氏とはサプライチェーン(供給網)や重要鉱物について協議したという。

明知大学(ソウル)のキム・テファン教授(国際貿易)は、ベセント氏と何氏の会談について、「首脳会談を控えて基本的に様子見の態勢に入っており、打開策を見出すのでなく、互いの意向を探り合っている」と述べた。米国が半導体などの重要技術に対する規制を緩和する可能性は低いする一方で、中国は経済が比較的底堅く、さほど強い妥協圧力を受けていないとの見方を示した。

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