Saud Mehsud
[デライスマイルハーン(パキスタン) 12日 ロイター] - パキスタン北西部の混雑した市場で12日、大規模な爆発があり、10人が死亡、数十人が負傷したと、警察と救急当局が明らかにした。
ナウラン・バザールでの爆発は通りにパニックを引き起こし、人々は負傷者の救助に駆けつけ、緊急車両が現場に急行した。
今回の爆発に先立ち、近隣のバンヌー地区では9日、警察の拠点が自動車爆弾などによる攻撃を受け、警察官15人が死亡している。
パキスタン政府は週末の攻撃について、アフガニスタンを拠点とする武装勢力の犯行と非難し、アフガン側に強い抗議を行った。アフガンのタリバン政権は12日、この主張は「根拠がない」として否定した。
タリバン政権のザビフラ・ムジャヒド報道官は声明で「わが国の領土はいかなる国に対しても利用されることはなく、地域の安全と安定を損なう活動を行うことは何人にも許されない」と述べた。
パキスタンは2月、アフガン領内への空爆を実施。武装勢力がアフガン国内の拠点を足掛かりにパキスタンに対する攻撃を行ったと主張した。これをきっかけに両国間の戦闘はここ数年で最悪の事態に発展。タリバン側は武装勢力をかくまっているとの指摘を否定した。