Daphne Psaledakis Ted Hesson

[ワシントン 12日 ロイター] - 米フロリダ州が物議を醸している連邦移民収容施設「アリゲーター・アルカトラズ」を閉鎖する方針だと、12日付の米紙ニューヨーク・タイムズが関係者3人の話として報じた。

当局が同日午後、施設は閉鎖され、6月初めまでに収容者が移送されると業者に伝えたという。情報筋によると、建設費約2億5000万ドルをかけたこの施設は、今後数週間で解体される予定。

フロリダ州のデサンティス知事の事務所はコメント要請に応じていない。

国土安全保障省(DHS)の広報担当者は、DHSは最新の運営要件を満たすよう、収容ニーズと要件の評価を継続していると説明。「DHSがアリゲーター・アルカトラズの運用停止に向け州に圧力をかけているとの報道は誤りだ」と述べた。

移民・税関捜査局(ICE)の統計によると、2025年10月1日から今年4月初めまでの期間、同施設には平均約1400人が収容されていた。

人権擁護団体は、施設では明るい照明が24時間点灯しているほか、収容者は投薬を受けられず、遠隔地にあることから弁護士の確保が困難などと、その環境を批判している。

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