[11日 ロイター] - HSBCは11日、S&P総合500種の年末目標を7500から7650に引き上げた。堅調な企業業績の伸びを理由に挙げた。

米国株は、人工知能(AI)投資への強い期待感や力強い企業業績の伸びに支えられ、ここ数週間で過去最高値を更新している。中東紛争に関連した原油高がインフレを助長するとの懸念は脇に置かれた格好だ。

S&P500は4月に2020年11月以来の大幅な月間上昇率を記録した。

HSBCの新たな目標は、同指数の8日終値7398.93からの上昇余地が約3.4%あることを示唆する。

HSBCのストラテジストは「企業業績は引き続き支えになっているが、投資家心理はやや不安定な状況にある」と指摘。IPO(新規株式公開)の高いバリュエーションに後押しされるなどしてテック株の評価が高まり、出遅れセクターが回復し、AI主導の業績拡大が業種を超えて広がり、さらに良好な経済環境が重なれば、同指数が8000を超える可能性もあるとした。

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