Andrew MacAskill Elizabeth Piper Sam Tabahriti
[ロンドン 11日 ロイター] - スターマー英首相は11日、統一地方選での大敗を受けて与党労働党内で反発が強まる中、続投する姿勢を改めて示し、新たな政治危機に英国を陥れることは避けるとし、「私は逃げない」と訴えた。
ロンドンでの演説で首相は、「国民が英国の現状に不満を抱いていることは承知している。政治に不満を抱き、私に対して不満を抱く人々もいる」と指摘。「私に懐疑的な人々がいることも、彼らの見方を覆す必要があることも分かっている。そして私はそれを成し遂げる」と述べた。
スターマー政権の元閣僚であるキャサリン・ウェスト氏は、11日までに内閣がスターマー氏を退陣させる措置を取らなければ、議員の支持を集めて党首選を発議すると表明した。
首相は、「非常に危険な」ポピュリスト政党リフォームUKと左派の緑の党に直面していると表明。労働党が内輪もめをしている余裕はないとし、もしわれわれがこれを正せなければ、わが国は非常に暗い道へと突き進んでしまうだろう」と語った。
労働党のデビッド・スミス議員は演説後の声明で、バトンを渡す時を知ることもリーダーの資質と指摘。「今こそ首相が退任の明確なスケジュールを示すべき時だと考える」と述べた。