Karen Lema Mikhail Flores

[マニラ 11日 ロイター] - フィリピン下院議会は11日、サラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾訴追案を賛成多数で可決した。これにより上院で弾劾裁判が開かれることになり、2028年大統領選出馬の道が閉ざされる可能性もある。

サラ氏に対しては、公金の不正使用、出所不明の蓄財、マルコス大統領夫妻と前下院議長への殺害予告を巡って市民団体が弾劾を申し立てた。下院法務委員会は先月、弾劾の正当な理由があると認定した。

下院は11日、318人中255人が弾劾訴追案に賛成し、弾劾に必要な3分の1の基準を上回った。

上院は議員を陪審員として弾劾裁判所を設置しなければならない。有罪となれば、サラ氏は罷免され、公職への就任が禁じられる。

一方、上院では11日、議長の解任動議が可決され、サラ氏のドゥテルテ家の忠実な支持者であるアラン・ピーター・カエタノ氏を後任とする動議が可決された。弾劾裁判が開かれれば、カエタノ氏が裁判長を務めることになる。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。