[台北 11日 ロイター] - バチカンの高官が今週、仏教系慈善団体「慈済基金会」の創立60周年を記念して台湾訪問を行っている。バチカンが中国との関係改善に取り組む中、異例の訪問となる。
バチカンは台湾と正式に外交関係を維持している12カ国の1つ。欧州では唯一だが、台北に大使を駐在させていない。
慈済基金会と台湾外交部によると、ローマ教皇庁社会科学アカデミー院長であるピーター・タークソン枢機卿が、記念行事に出席するため今週台北を訪れている。
外交部は声明で「台湾とバチカンは、宗教の自由、人権、平和、友愛といった普遍的価値観を共有している」と述べ、国際的な宗教交流と協力を歓迎・支持すると付け加えた。
慈済によると、タークソン枢機卿は11日、台湾東部の花蓮県にある同団体の本部を訪問した。
バチカン側はコメント要請に応じなかった。