Ritsuko Shimizu

[東京 11日 ロイター] - イビデンは11日、2027年3月期の連結純利益が前年比9.0%減の580億円になるとの見通しを発表した。IBESがまとめたアナリスト16人による平均予測値623億円を下回った。設備投資計画は2100億円で前年実績の642億円を大きく上回る。

電子事業は生成AI(人工知能)用サーバー向けの需要が引き続き好調だという。同社は、27年3月期から3年間で電子事業に総額5000億円規模の投資を計画している。

セラミック事業は、中国・インドを中心とした新興国市場の産業用車両向けの需要を確実に取り組む方針。

想定為替レートは1ドル=150円、1ユーロ=180円。

年間配当は5円減配の35円を計画している。

26年3月期の連結純利益は、前年比89.0%増の637億円と大幅増益となった。固定資産の減損損失を158億円計上した一方、トヨタグループが実施した豊田自動織機の株式公開買い付け(TOB)に応募したことで、投資有価証券売却益491億円を計上したため。

年間配当は計画(25円)を上回り、10円増配して30円とした。

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