Florence Tan

[シンガポール 11日 ロイター] - ケプラーとLSEGが11日に発表した海運データによると、イランの攻撃を避けるため位置信号装置(トランスポンダー)をオフにした原油タンカー3隻が先週と10日にホルムズ海峡を通過した。中東の石油輸出を維持しようとする動きが強まっていることを示している。

データによると、イラク産原油をそれぞれ200万バレル積載した超大型原油タンカー(VLCC)2隻、「アギオス・ファヌリオス I」と「キアラ M」が10日に同海峡を通過。前者はベトナムへ向かっており、後者の陸揚げ地点は今のところ不明。管理会社などからもコメントを得られていない。

これに先立ち、ケプラーのデータによると、パナマ船籍のVLCC「バスラ・エナジー」は1日にアブダビ国営石油会社(ADNOC)のジルクターミナルからアッパーザクム産原油200万バレルを積み込み、6日にホルムズ海峡を通過。8日にフジャイラ石油タンカーターミナルで荷降ろしを行った。

海運会社シノコーが所有・管理するこのタンカーをどの企業が用船したかは今のところ不明。同社からはコメントを得られていない。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。