David Shepardson

[ワシントン 8日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は、西部カリフォルニア州居住者、数十万人の詳細な運転習慣データをブローカー2社に違法に販売した疑いを巡り、1275万ドルの民事制裁金を支払って同州による調査を解決する和解案に合意した。同州のロブ・ボンタ司法長官が8日発表した。

和解には、事故時の救急車要請や道案内などを行うGMのサービス「オンスター」を通じて収集した運転データの利用制限と、ブローカーへの販売禁止、今後5年間の個人データ販売禁止が盛り込まれている。和解の実行には裁判所の承認が必要となる。

GMがデータブローカーに販売したのは、氏名、電話番号、住所のほか、走行や駐車についてのGPS位置情報など。

また同州の主張では、GMは2016年から24年にかけて、走行速度や急加速の発生状況も記録していた。報道によると、こうしたデータは自動車保険会社と共有され、一部地域で保険料値上げの根拠として利用されていた。

同州は、GMがこうしたデータ販売によって全米で約2000万ドルの収益を上げたと報告されていると明らかにした。

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