[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合が過去最高値を付けて取引を終えた。エヌビディアやサンディスクなど人工知能(AI)関連株の上昇が相場を押し上げたほか、予想を上回る米雇用統計が労働市場の底堅さを示した。

エヌビディアは1.8%上昇。AIデータセンターの急速な建設に伴う旺盛な需要を背景に、メモリー・ストレージ関連のマイクロン・テクノロジーとサンディスクもそれぞれ15%超急伸した。

ただ、ハイテク株が買われた一方で、S&P500の大半のセクターはこの日下落した。

フィラデルフィア半導体株指数は大幅高となり、第2・四半期に入ってからの上昇率は55%に達した。

企業決算への楽観的見方が、湾岸地域での米国・イラン間の新たな攻撃の応酬を投資家が乗り越える助けとなった。LSEGのIBESによると、S&P500企業の第1・四半期利益は前年同期比で約29%増加する見通しで、その伸びの多くはAI関連大手がけん引している。

LSEGによると、これまでに第1・四半期決算を発表したS&P500構成企業440社のうち、83%がアナリストの利益予想を上回った。長期平均の約67%を上回る水準となっている。

ただ、一部では決算内容が失望を誘った。

クラウドサービス会社のクラウドフレアは急落。同社は従業員の約20%を削減すると発表。第2・四半期売上高見通しが市場予想をやや下回り、株価は24%急落した。

オンライン旅行プラットフォームのエクスペディアも下落。中東紛争が需要の重しになっていると警告し、株価は9%下落した。

米労働省が8日発表した4月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月から11万5000人増加し、伸びは市場予想を大きく上回った。失業率は4.3%と、前月から横ばいだった。

これにより、米連邦準備理事会(FRB)が当面、政策金利を据え置くとの見方が強まった。

S&P500では、値下がり銘柄が値上がり銘柄を1.4対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は172億株。直近20営業日の平均は176億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 49609. +12.1 +0.02 49581 49830 4948

16 9 .09 .70 6.96

前営業日終値 49596.

97

ナスダック総合 26247. +440. +1.71 25958 26248 2594

08 88 .12 .62 4.78

前営業日終値 25806.

20

S&P総合500種 7398.9 +61.8 +0.84 7362. 7401. 7362

3 2 97 50 .97

前営業日終値 7337.1

1

ダウ輸送株20種 20198. +17.0 +0.08

74 1

ダウ公共株15種 1112.1 -10.6 -0.95

5 6

フィラデルフィア半導体 11775. +614. +5.51

50 51

VIX指数 17.13 +0.05 +0.29

S&P一般消費財 1997.3 +9.96 +0.50

8

S&P素材 645.92 +2.90 +0.45

S&P工業 1466.5 -6.63 -0.45

4

S&P主要消費財 949.81 +0.51 +0.05

S&P金融 851.94 -4.94 -0.58

S&P不動産 281.85 +0.41 +0.14

S&Pエネルギー 850.03 -4.78 -0.56

S&Pヘルスケア 1672.1 -14.4 -0.86

1 4

S&P通信サービス 506.88 +0.01 0.00

S&P情報技術 6573.2 +175. +2.74

2 17

S&P公益事業 453.94 -4.16 -0.91

NYSE出来高 7.80億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 63695 + 855 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 63665 + 825 大阪比

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