Kentaro Sugiyama

[東京 8日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 156.83/156.84 1.1736/1.1738 184.08/184.09

午前9時現在 156.85/156.86 1.1730/1.1732 183.99/184.00

NY午後5時 156.91/156.95 1.1725/1.1726 183.96/184.02

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤とほぼ同水準の156円後半となっている。週末を迎える中、米国の雇用統計やイラン情勢の展開を見極めたい向きも多く、午後にかけて様子見ムードが強まった。朝方からの値幅は20銭程度にとどまった。

朝方156円後半で推移していたドルは、仲値公示付近に156.99円まで買われたが、そこから伸びの勢いは強まらなかった。日本の通貨当局による為替介入への警戒感が上値を追いにくくさせている。

もっとも、日本の大型連休中に158円近辺までじわじわ水準を切り上げた経緯もあり、「1日を通してみれば157円を明確な天井と判断するだけの材料はまだ不足している」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれる。市場では、きょう発表の米雇用統計で雇用不安が強まらないとの見方からドル買い余地を指摘する声もある。

イラン情勢については「米国とイランの交渉が決裂するような展開になれば、再び原油高を通じて円安圧力が強まり、追加介入観測が再燃する可能性もある」(SMBC日興証券の為替・外債ストラテジスト、小田ちなみ氏)という。

来週は米消費者物価指数(CPI)の発表を控えるほか、米国のベセント財務長官が来日し、日本の政府・日銀関係者と会談する予定とされており、為替に関する発言への注意が必要となる。

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