Tom Sims Alexander Hübner
[フランクフルト 8日 ロイター] - 独コメルツ銀行は8日、イタリアの同業ウニクレディトによる買収を阻止するための戦略の一環として、野心的な利益目標の達成に向け、3000人の人員削減計画を発表した。
コメルツ銀は「ウニクレディトの計画は依然としてあいまいであり、実行上のリスクが極めて高い一方で、コメルツ銀をおとしめるような誤解を招く説明をしている」と述べた。
今回の人員削減はここ数年で3度目。2020年代前半に国内従業員の3分の1にあたる1万人を削減し、昨年もさらに3900人を削減する計画を発表した。
同行は一連の財務目標を上方修正し、28年までに従来予想を上回る利益と収入を見込んでいる。
また、人員削減に伴い、約4億5000万ユーロ(5億2800万ドル)の構造改革費用が発生するとした。
同日発表された第1・四半期の純利益は前年同期比9.4%増の9億1300万ユーロで、同行が公表したコンセンサス予想(8億6800万ユーロ)を上回った。