米軍がフィリピンでトマホーク発射 中国が射程圏の軍事演習で
フィリピンで行われた米軍のミサイル演習では、中国東部沿岸が射程圏に入るトマホークも使用され、日本を含む7カ国が参加。中国は強く反発している
US Fires Tomahawk Missile Amid Tensions With China Over Pacific War Games
マイカ・マッカートニー
(アジア安全保障担当、台北在住)
台湾有事への懸念
日本とフィリピンはいずれも米国の同盟国であり、中国封じ込め戦略で重要視される「第1列島線」上に位置する。これは日本からインドネシアのボルネオ島まで連なる島嶼線で、中国との軍事衝突が発生した場合に重要な防衛ラインになると米国防総省は位置付けている。
日比両国は、中国が台湾に軍事行動を起こす可能性にも懸念を表明している。中国は、台湾を自国領土と主張している。
マルコスは、台湾有事の際にはフィリピンの関与は避けられないとの認識を示している。また、日本の高市早苗首相は2025年11月、台湾有事は日本が武力行使できる「存立危機事態」に該当し得ると発言し、日本が米軍とともに介入する可能性があると述べた。
今回のバリカタン演習は5月8日まで続く。
【動画】自衛隊88式地対艦ミサイルと米軍トマホーク、発射訓練
2026年5月5日/12日号(4月28日発売)は
「世界宗教入門」特集。
イラン戦争の背景にある三大一神教を基礎から読み解く[PLUS]宗教学者・加藤喜之教授の「福音派」超解説
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます