[ワシントン 1日 ロイター] - 米国防総省は1日、ドイツに駐留する米軍部隊のうち5000人を撤退させると発表した。撤退は今後6カ月─12カ月で完了する見通しだと同省報道官は述べた。

ドイツは欧州における米軍最大の拠点で、約3万5000人の現役軍人が駐留し、重要な訓練拠点となっている。

国防総省の高官によると、現在ドイツに駐留している1個旅団戦闘団が撤退するほか、バイデン前政権が26年中にドイツに配備開始する予定だった長距離火力大隊の配備も取りやめる。今回の削減により在欧州米軍の規模は、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて増強した2022年以前の水準にほぼ戻るという。

メルツ独首相は、米国とイスラエルによる2月28日にイランへの攻撃について、欧州側は話を聞いていなかったとして、紛争について慎重な姿勢を示した。

トランプ大統領はこれを批判し、4月29日には在独米軍を削減する可能性について検討していると明らかにし、近く決定すると述べていた。

同高官は、ドイツ側の最近の発言は「不適切で非生産的だ」と指摘。トランプ氏はこれまで、同盟国の発言や、同盟国自身の利益になる米国の作戦を支援しないことに対する不満を非常に明確にしてきたとし、ドイツ側の「逆効果となる発言」に対し正当な対応をしたと述べた。

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