[ニューヨーク 1日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドル/円が週間で2月以来の大幅な下落を記録する基調にある。前日に政府・日銀が為替介入を実施したとみられることが背景。
三村淳財務官は1日、外為市場で投機的な動きが続いているとの見方に変わりはないと発言した。
三村氏の発言を受け、ドルは対円で約157.1円から一時155.49円まで急落したが、その後は下げ幅を一部縮小した。終盤では0.26%高の157.04円。
メジロウ・カレンシー・マネジメント(シカゴ)のウト・シノハラ・シニアインベストメントストラテジストは「介入の持続的な効果は依然不透明だ。歴史的に、政策転換や利上げ、協調介入を伴わなければ、その効果は薄れる傾向がある」と述べた。
日本が大型連休に入る中、アナリストの間では、当局が再び円を支えるために介入に踏み切る可能性があるとの見方が出ている。
バークレイズのアナリストは「当局が2024年のゴールデンウイーク中にも為替介入を実施したこと、また22年と24年のいずれも連日で介入が行われたことを踏まえると、ドル/円が160円に向けて急反発した場合、連休中であっても追加介入のリスクは残る」と指摘。「過去のパターンを見ると、連続介入は必ずしもドル/円が前回の介入水準に戻った時にのみ行われたわけではなく、むしろ急反発した局面で再び介入に踏み切る傾向があった」と述べた。
ユーロは1.1721ドルで横ばい。週間ベースでは2週連続の上昇に向かっている。
ポンドは終盤は0.16%安の1.135803ドルとなり、4週連続の上昇が途切れる見通し。
ドルは対スイスフランで0.03%安の0.78150フランとなり、2週連続の下落に向かっている。
ドル/円 NY終値 157.03/157.08
始値 156.59
高値 157.12
安値 156.37
ユーロ/ドル NY終値 1.1720/1.1722
始値 1.1745
高値 1.1785
安値 1.1716