[1日 ロイター] - ロシア南部黒海沿岸の都市トゥアプセで1日、ウクライナのドローン(無人機)攻撃があり火災が発生した。4月16日以降で4回目の攻撃となる。
ウクライナのドローン部隊司令官は攻撃を確認した。
トゥアプセの製油所では、これまでの攻撃で少なくとも火災が2回発生、操業停止に追い込まれている。ウクライナは、ロシアの戦費を支えるエネルギー産業に打撃を与える戦略の一環として、攻撃を続けている。
一連の攻撃により、街の上空には黒い煙が立ち込め、流出した原油で人気リゾート地のビーチなど沿岸が汚染された。住民は屋内にとどまり窓を閉め、ペットボトルの水だけを飲むよう注意がでている。国営テレビは、黒く変色した海岸の様子を放映した。
当局は1日、これまでに沿岸で1万3300立方メートル以上の重油と汚染土壌を除去したと発表した。
トゥアプセでは4月28日の攻撃を受けて非常事態が宣言された。製油所への攻撃では大規模な火災が発生、消火に2日を要したという。
地元住民からは環境汚染による健康などへの被害を懸念する声がでている。
一方、ロシアは夜間にウクライナ南部オデーサ州をドローンで攻撃し、港湾インフラが損傷、2人が負傷した。